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今年の4月から、福音館の月刊絵本「こどものとも」(年中版)の折込み冊子に「せかいの どうぶつ ことわざ リレー」を連載しています。カットも毎回3点、描いています。世界中の動物のことわざ、本当に面白いので読んでみてください。
連載(1)(4月号) ![]() ことわざは観察と経験、知識と知恵の共有によって、長い年月をかけて作り上げられたもので す。ことわざには、その文化に暮らす人々の生活や思考が反映されています。ですからヨーロッパの国々のことわざは比較的似通っています。しかし、異なる文化圏でも同じ意味のことわざが多々あります。そんなことわざに出会うと、洋の東西を問わず人間は同じ事を考えるものなのだな・・・と、感心します。 動物好きの私は、英語を習い始めた中学生のころから、動物が出てくる英語のことわざに興味を持っていました。そして大学卒業後しばらくして、多くの野生動物が棲息するアフリカへ。ケニヤやタンザニアを旅しました。その数年後、テレビ番組の動物撮影班の通訳を頼まれて、南アフリカ、ナミビア、ボツワナという隣り合う三国で数カ月のキャンプ生活を送る機会に恵まれました。 アフリカでは、ことわざを彷彿させる場面に何回か遭遇しました。そこで昔から気になっていた動物のことわざを収集しようと思い立ったのです。初めは英語圏のものばかりでしたが、世界のことわざに手を広げたら、あるわ、あるわ。登場する動物が違いこそすれ、そっくりなものがたくさんあるのです。夢中で集めるうちに、その数今では2300。そのうちの一部ですが、アフリカやアジア、ヨーロッパの旅のエピソードを交えながら紹介していこうと思います。 《ゾウも雀も忘れない》●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● タンザニアの広大な動物保護区でサファリカーを走らせていたときのことです。十数頭のゾウが何かを囲んで額を寄せ合っています。そばまで行くと、それは大地に横たわったままの姿で骨になったゾウだとわかりました。ゾウは女系家族で、リーダーの姉妹とその子供たちで群れを作ります。その一員が病に倒れたのでしょう。ゾウたちは昔を偲ぶように、長い鼻で骨を撫でていたのです。もう数カ月もの間、毎日ここへやってきては30分近くこうして過ごすのだそうです。「ゾウは決して忘れない」—英語のことわざです。そのままの意味ですが、物覚えがいい人や執念深い人をたとえて言います。 日本のことわざで「忘れない」といえば雀。おばあちゃんが「雀百まで踊り忘れず」と言っているのを聞いたことがありませんか。幼い頃の性格は大人になっても変らない、子供の時に身につけた習慣は年をとっても忘れないということです。 ところで日本で「雀の涙」といえば少ないこと。逆に多いこと、大きいこと、権力を利用して不当に得た利益を英語で「獅子の分け前」と言います。ロバとキツネとライオンとで獲物を倒したのに、ライオンが大部分を自分のものにしてしまったというイソップ物語から始まった表現です。 《ライオンvs ワニ》●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ![]() ナミビアでお世話になったベルギー人ドライバーの話です。毛布にくるくるとくるまって焚き火の脇で寝ていたのですが、夜中に火が消えてしまったらしいのです。ずるずると動くのを感じて目を覚ましたら、ライオンが毛布の端をくわえて引きずっているではありませんか! 恐怖に凍てつきながらも反対側の端からどうにかこうにか這い出して、彼は命拾いしたそうです。「ライオンと暮らすならワニの皮を身に着けろ」というアフリカのことわざが頭をよぎりました。(彼は毛布を身に着けていても助かりましたけどね!)強い者とやっていくにはそれなりの準備をしろというのでしょう。ライオンとワニとは何ともワイルドですが、アフリカでは日常茶飯事の顔ぶれです。ちなみにスウェーデンでは「狼と格闘するなら熊の爪を持たねばならぬ」ですって。 ![]() ワニといえば、ボツワナでテントを張る予定地へと向かう途中、たゆたゆと流れる川の岸辺に、ヤギの上半身だけが転がっていました。「ワニにやられたな」。地元の案内人はさり気なく言ってのけました。「こんなところで3カ月もキャンプ生活?!」私は震え上がると同時に、「水面が穏やかだからってワニがいないと思うなよ」と警告するマレーシアのことわざを思い浮かべました。隠れた敵や危険がどこにあるやもしれません。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね ![]() YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by 29moons
| 2008-03-24 01:03
22年前、初めてアフリカの地を踏みました。ケニヤのナイロビ空港に降り立ったとき、体内に残っていた日本の空気をアフリカの熱い風が追い出しました。「ああ、キリンやゾウと同じ空気を呼吸しているのだと感激しました。その後も旅行だけでなく、某テレビ局の動物取材班の通訳としてナミビアに1ヶ月、ボツワナに3ヶ月同行したりしました。版画のモチーフの多くは、アフリカで間近に見た動物たちです。あんなに厳しい自然のなかで暮らす動物たちは、考えていたよりずっと優しい目をしていました。
ケニヤのムジマスプリングで見たカバたち。陸上ではのっそのっそと歩いて草を食んでいるだけですが、いったん泉に入るとまるでイルカ。巨体をいとも簡単に繰って楽しげに泳ぎ回るのです。 今回の版画は、「ヒッポ嬢」(コラグラフ)。あいきょうたっぷりのカバのお嬢さんです。 ![]() ■
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by 29moons
| 2007-09-19 11:39
| 版画
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by 29moons
| 2007-09-09 15:59
| 版画
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