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LAに本部のある Society of Children's Book Writers and Illustrators 東京支部 の
イラストレーター展が、高輪で仮営業中の東京アメリカンクラブの玄関ギャラリーで 開催されます。 12月1日(月)より12月14日(日)、10:00から20:00(最終日は17:00)まで。 アメリカと日本で活躍する絵本作家とイラストレーター10人が出品しています。 お近くにいらしたら、ぜひ覗いてみてください! 私のカバさんの版画が展覧会の広報とポスター(下)に使われています。 ![]() ![]() ![]() Tokyo Illustrators December 1–14 If words are the flesh and bones of a children's storybook, then the illustrations are its heart and soul. Those bright, fanciful images seize young curiosities and beckon bedtime retellings, while the most impressive among them may be remembered for a lifetime. A selection of such works will charm Members of all ages this month during a show at the Genkan Gallery. According to John Shelley, one of the artists on display, the exhibition aims "to present a window into an alternative fantasy world, to touch hearts." A dozen members of the Tokyo chapter of the Society of Children's Book Writers and Illustrators have amassed a collection diverse in styles, media, subject matter and inspiration. "Children's book illustration, like all artwork, has the potential to display boundless imagination," exhibitor Patrick Gannon says. "There's nothing more fun than watching the characters and locations develop from scribbles in my sketchbook into people and creatures with true personality. After that, it's fun watching these characters react to the world I put them into." Many of the illustrators say the vivid pages of childhood books have had a lasting impact on their work. "I still remember clearly the books I loved as a kid," says illustrator Patrik Washburn. "I hope I can leave that kind of impression on someone someday. Hopefully, my work will evoke feelings of innocence, wonder or freedom."
久しぶりに「せかいのどうぶつことわざリレー」をアップします。
![]() 《ライオンのおばちゃまは横着者?》 りりしい印象の強いライオンですが、意外におちゃめで横着なところがあります。 ある朝タンザニアでサファリカーを走らせていると、荒野に1本立つ枯れ木の影に11頭のメスライオン! まだ9時なのに気温は40度あります。細長い日陰でも少しは涼しいのか、そこに11頭が一直線に並んでいたのです。暑い盛りにライオンは行動しません。寝ているところを見ていても仕方ないので他の動物を探しに出かけ、2時間後に戻ってみると11頭はまだいます。それも日時計の針のように、影の動きに合わせてズリズリと移動していました。その2時間後にも見に戻ったのですが、やはり全員が影を追って移動。けれどもまっすぐだった線はジグザグに。しばらく見ていると、ほふく前進でモソモソズルズル動く者、ゴロリと回転移動する者などなど。とても横着な一団でした。 ![]() ことわざにも、百獣の王の面目丸つぶれのものがあります。エチオピアでは「蜘蛛が手を組めば獅子だって縛れる」、弱者も力を合わせれば強者に太刀打ちできるというのです。アルメニアでは「獅子の耳に蝿を入れれば打ち負かすことができる」。強い者でもその弱点をつけば倒すことができますよね。イタリアでは「死した獅子には兎も跳びのる」ですって。力のあった者も落ちぶれれば軽んじられるということですね。ちなみにインドには「弱った象を蛙がけとばす」なんていう非情なものがあります。 《蛙のほうが一枚上手》 ![]() 蛙も世界中のことわざの常連です。「歯があれば蛙だって噛み付くぜ」と言うのはイタリア人。弱い者でも追いつめられると攻撃に転ずるということですね。日本では「窮鼠猫を噛む」、英語では「小さな虫も反撃する」。インドでは「蛙は口のせいで滅びる」、日本では「蛙は口ゆえ蛇に呑まるる」。黙っていればいいものを、おしゃべりしすぎて身を滅ぼすこと。口は災いの元ですよ。「ヒキガエルから羽毛を採ることはできません」(英語)と言われたら、「絶対に無理!」と断られるより、妙に納得してしまいますよね。韓国では「蛙はおたまじゃくしだったことを忘れちまう」と言います。子供が生意気になってくると、大人はこう言って嘆くのでしょうね。日本の「井の中の蛙大海を知らず」は、ベトナムでは「井の中の蛙は空が鍋の蓋ほど小さいと思ってる」となります。同じく世間知らずのことをインドネシアでは「半分に割ったココナッツの殻をかぶせられた蛙のように」とたとえるそうです。 ことわざでは愚か者扱いされることの多い蛙ですが、ドイツの昔話では王子様に戻ったり、かわいらしい娘さんに変身したりします。アフリカの昔話では、小さいのに知恵がある脇役として登場します。 私もアフリカの小さな蛙に一本取られました。オカバンゴの湿地帯に棲むリードフロッグは物陰や夜には褐色なのに日なたでは乳白色になると聞き、私は池のほとりの草むらに目をこらしました。いました、いました。葦の茎に真っ白な蛙!私はすぐに彼(彼女かも)を掌に乗せ、もう一方の手で屋根を作って覆いました。色が変わるのを目撃しようというのです。15分も経ったでしょうか。手中をそっと覗くと、彼は仰向けに倒れているではありませんか。私のささやかな好奇心のために彼の命を奪ってしまった・・・。私は「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝りながら彼を池に放ちました。白く小さな体が水面を漂っていきます。「ごめんね」。もう一度つぶやいたとき、彼は手足を思い切り延ばし、ススイのスイと泳ぎ去りました。やや、やられた! リードフロッグは擬死の名人でもあったのです!! 気を取り直して、蛙が出てくる英語の表現をいくつか。「水溜りの大きな蛙」は、日本で言う「お山の大将」。「日なたぼっこするヒキガエルのように穏やか」とは、心安く満ち足りた様子です。私が大好きなのは「喉に蛙がいるんだ」というもの。喉が痛いときや、声がしわがれているときに使います。風邪をひいても、蛙が喉にいると思うと楽しくなりませんか? # by 29moons | 2008-11-28 01:29
10月29日から11月2日まで、鎌倉高校80周年記念美術展が鎌倉芸術館で開催されました。出品されたのは41点。油彩、日本画、版画、金工、織り絵、ガラス工芸、彫刻など力作揃いでした。 私も、カナダで刷ってきた版画を出品しました。額装は F50号 という大きな作品になりました。
左手前は元気の出る湘南風景画家 Etsu さんの油彩画。 鮮やかな色彩が輝いていました。 ![]() 私の版画です。F50 ! ![]() 10月30日に鎌倉プリンスホテルで行われたパーティーには200余人が集いました。同級生、同窓生と会い、しばし昔話に花が咲きました!
今日は、モノタイプ版画を得意とするヘザー・アストンが工房へやってきました。
花や球根が主なモチーフです。 ![]() 1回めを刷った紙を乾かし、次の色を刷り足すという方法で、豊かな色を表現します。 ![]() 3版めを刷り終えた作品(左)と、アクリル版(右)に薄く残ったインク(ゴーストと呼ばれます)。 ![]() ちなみに私も大きな作品を刷りました。 ![]() 明日はインクの拭き取りをもう少し工夫して刷ってみます。 ![]()
昨日から刷り始めたのですが、紙の湿り加減が悪いのか、インクの粘度が低いのか、紙を浸す水の硬度が悪いのか、はたまた版の表面加工が悪いのが、上手く刷れません o(;△;)o 。朝の8時半に作業を開始して夜7時まで頑張ったのに、かろうじて刷れたのは1枚だけ。。。試し刷りなので色はまだ決めていません。40cm X 55cm くらいの版を4枚組み合わせて大作を刷ろうと考えているのですが、下の作品がそのうちの1枚。あと8日間で仕上げられるかなぁ??? 色はどうしようかなぁ???
このように違った形の版を4枚組み合わせて大作にするつもり。組み合わせる時は横向きに配置するのだけれど、これ1枚なら縦置きかな。 ![]() 工房を出た頃には、夕闇の鱗雲も消えかけていました。 ![]()
日本ではアルミ版を使って作るのが一般的なリトグラフですが、カナダでは本物の石を版にします。その石版を磨くときに使うカーボランダム(炭化ケイ素)という粒状の研磨剤を転用して凹版を作る版画技法を、カーボランダムと呼んでいます。今日は、Wendy にその技法を披露してもらいました。
![]() メディウムにカーボランダムを混ぜて、厚紙(イラストボード)に絵を描くようにしてマチエールを作ります。カーボランダムの粒の荒さや量でインクの残り具合が決まります。 ![]() Wendy のカーボランダム作品。独特のマチエールが魅力です。 ![]() アクリル板に描画中のWendy。これでモノタイプ版画を刷ります。 イラストボードにカッターで切れ込みを入れたり薄紙を貼ったりして版を作るコラグラフという技法を使ってた私に、このカーボランダムは新たなマチエールを与えてくれました。さっそく版を作ったので、刷るのが楽しみです!
10月1日より3週間の予定で、カナダのバンクーバーにある版画工房 Malaspina Printmakers にて招聘作家として制作しています。
Malaspina Printmakers は会員制の工房で、24時間いつでも利用することが可能。日中はもちろん、夜を撤して制作することができるのです。 今回は、コラグラフとカーボランダムの版を作るつもり。新しい版画材料やテクニックはもちろん、アーティスト達との出逢いが楽しみです! ![]() ![]() ![]() ![]() 1回めのイスタンブール国際版画ビエンナーレに「ひまわり」で入選することができました。339人の作家が出品する展覧会は、9月20日から10月20日までイスタンブールの現代文化センターで催されます。トルコ、行ってみたい! ![]() ヨーロッパでは思いのほか、モノトーンの作品が受け入れられます。それにしても、日本人の出品者が多く、日本で版画が盛んであることを改めて認識します。受賞者に日本人が多いのも嬉しいです。 全ての入選作品をこのウェブで見ることができます。(私の作品は最後から4番目にあります。)ヨーロッパ、それも中欧諸国の作風には奥の深いものがあり、いつか1年くらいあちらの版画工房に滞在するのが夢です。
版画はもともと原画を反転させて版を作るので、ちょとした意識のズレがあります。刷り上がったときに、そのズレが心地よいときと、そうでない場合があります。私が完全な下絵作りをしていないからかも知れませんが。。。
抽象画の場合は、刷り上がった作品を回転させて、最も良いところで天地を決めることさえあります。 今悩んでいるのが、蝶々の版画。最初は葉裏にぶらさがって雨をしのぐ蝶「雨宿り」として作ったのですが、逆さにしてみても面白い。そこで「翔び立つとき」としても飾ってみました。そうしたら解りやすい絵にはなったのですが、やはり最初のほうがデザイン的に美しい。。。 えぇい、もうワカらん! 皆様のご意見をお聞かせくださいませ !!! 「雨宿り」、コラグラフ![]()
本日無事終了しました。朝日新聞東京版に紹介されたこともあり、大盛況でした。
多謝多謝! 恵比寿 GALERIE Malle(ギャラリーまぁる)で、17人の作家による「ラベル展」が昨日から始まりました。24日(日)16:00 まで。イラストレーターや布の作家、ゲームカード作家が腕をふるっています。オリジナル・ラベルを貼ったワインボトルに粘土で作ったワニやヒョウが抱きついているもの、木彫りの天使の羽根が生えたビール瓶、缶バッジ付きのもの(私の右側の矢野信一郎さんの作品)、アップリケの布のラベルなどなど、個性的なボトルが200本も並んでいます。お持ち帰りできます。初日の昨日だけでも、だいぶ売れました。ビール600円からワイン5,000円まであります。ラベルの原画となった平面作品も飾られています。 許可を得ていないので他の作家さんの作品写真をお見せできないのが残念ですが、私のだけでもご覧ください。6本のうち2本は銅版画、4本は、版画にも使っているアルミのパンチングメタルに貝殻やパールを付けたものです。 ![]() ![]()
先週、サイカ屋展が無事終了しました。
オリンピック中継と重なってしまったのでお客様が少なかったようです。私はこんなに広い会場に作品を並べてもらったのは初めてで、どきどきしました! 猛暑の中お運びいただいた皆様、ありがとうございましたm(._.*)m。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
ひさびさの記事になってしまいました!
まずは暑中お見舞い申し上げます。 ビールやお酒では水分補給にならないとのこと。 ちゃんとお水を飲みましょう! と自戒するワタシですが、8/3 に催されたとても素敵な Jazz Live & Wine の会 の様子、見てください! ところで、藤沢サイカ屋の5階にあるギャラリーで「新進気鋭作家展」が今日から12日まで開催されます。とても気恥ずかしいのですが、私も25点ほど出品しています。「新旧合わせて20点以上・・・」との依頼だったので、これまでの作品を全体的に見直す良い機会となりました。ようやく自分の描きたかった作品スタイルが見つかりそうです。動物画も抽象画もいいと言って励まし続けてくださった友人はもちろん、画廊オーナーや展覧会コーディネーターのかたがたに感謝感謝です。今年を「自分元年」としてp(´∇`)q ファイトォ~♪です! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 腰越の小動(こゆるぎ)神社のお祭りが7月6日から、江ノ島神社の境内にあるの八坂(やさか)神社のお祭りが7月8日から行われました。腰越に住む高校時代の友人が「祭り大好き人間」で、このときとばかりに粋な日本男児ぶりを発揮します。私は近くに住んでいるのに、神社やお祭りの歴史を何も知らなくて恥じ入るばかり。7月12日の宵宮を見に出かけました。5つある町内のそれぞれの山車が出て、「粋」を競い合います。(キリンさんのコメントを元に書き直しました!)八坂神社のお祭りは25時まで続きました。老若男女が「まぁだ、まぁだ!」と声を上げて飛び跳ねながら、島内の路地を練り歩くのです。島は気持ちのよい興奮に包まれていました。 ![]() 小動神社の宵宮。町内のおじさんが描いた須佐之男命(すさのうのみこと)の絵も美しい山車が、江の電通りを進む。江の電の合間に、この山車がくるくると回される。山車の上に乗っていた友人も目を回していました。 ![]() ![]() 江ノ島神社の境内にある八坂神社のお祭りは、秘密めいていました。トランス状態に近い一行が、細い路地を飛び跳ねながらゆっくりと進みます。 ![]() 祭りが終わり、山車も町内の駐車場に帰ってきました。これから後片付けです。 「終わっちゃったよぉ・・・」友人は淋しくて今にも泣き出しそう。 次の日は 跡形もなし 夏祭り # by 29moons | 2008-07-14 21:20
恵比寿 GALERIE Malle での個展、無事終了しました。
たくさんのかたにお会いできて、嬉しいことの詰まった6日間でした。 お運びいただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。 ![]() 一番人気は、DMの大役を担ってくれたカバの「ヒッポ氏」。次がホロホロ鳥の「ドッティー兄弟」と2頭のゾウが向きあった「遭遇 II」。それから抽象の「5つの灯台のある港」。見てくださるかたがたのご意見や感想を伺うと、とても勉強になります。 ![]() ![]() ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]()
恵比寿 GALERIE Malle(ギャラリーまぁる) での個展が7月1日から始まりました(6日まで)。3年間心に溜めてきたものを一気に描いたので、まとまりがなくなってしまうかな・・・と心配していましたが、画廊のKさんの配置で、すっきりとまとまりました。
初日には大勢のかたに来廊していただき、私はすっかり舞い上がってしまいました。画廊のご好意で9時ちかくまで談話させていただき、気が付けば空のワインボトルが8本! 作家さんやアートラバーのかたがたと、楽しい時間を共有することができました。 皆さま、ありがとうございました(*- -)(*_ _)! ![]() ![]() ![]() ![]() 画廊へのアクセス(A の所です):地図 ■ Map
7月1日(火)から6日(日)まで、個展を開きます。
恵比寿にある GALERIE Malle(ギャラリーまぁる)という、とても素敵な画廊です。2年に一度のペースですが、今年の2月の予定だったのに新作が間に合わず、7月に延期してもらいました。 時間は12:00 - 19:00(最終日は16:00まで)となっています。 悲喜交々、3年ぶりの新作です。 見ていただくのはちょっと緊張しますけれど、もし会期中に近くまでお越しの際は、ぜひ遊びにいらしてください! 画廊へのアクセス(A の所です):地図 ■ Map ![]() ![]() Gallery Hours: 12:00 noon - 19:00(最終日は 16:00 まで)
7 月 1 日から個展です。画廊のオーナーが「動物と抽象と、両方飾ってみたら」と言ってくださいます。動物版画の背景となるような抽象版画を並べたいと考えています。 これもその一つ。ツノメドリの隣に飾ったら似合うかな。
![]() 5つの灯台のある港/Port with 5 Light Houses、エッチング、365 x 400 mm
サバンナに集まって草を食むシマウマは、ひとかたまりのストライプ模様に見えます。これも敵への目くらましの一つだそうです。
![]() "Stripes"、コラグラフ
新境地のコラグラフが刷り上がりました! コラグラフとは、基板となる厚紙やアクリル板などに様々な物をコラージュしたり削ったりして作る版画で、素朴さが魅力の技法です。向き合う二匹のチョウ "Face to Face"、気に入ってます!
"Face to Face" コラグラフ + 手彩色 120 x 240 mm ![]() ![]()
7月1日からの個展に備えて猛ダッシュしています。
今回は何故か動物たちが「描いて、描いて!」と言ってきます。昔より、ちょっと大人っぽいアニマル・ワールドになりました。"Mr. Hippo(カバのおじさん)"、見てください! ![]() "Boss the Hippo" コラグラフ + 手彩色 280 x 360 mm
福音館月刊誌「こどものとも」年中版 折込み冊子 連載(2)5月号
![]() 《さわらぬワニにたたりなし》 ![]() 仕事で訪れたアフリカ。ボツワナ南部のオカバンゴで3ヵ月のキャンプ生活を送りました。パピルスが密生する湿地帯の水路を丸木舟で進んでいたとき、岸でひなたぼっこする体長4メートルのワニを発見。一同に言葉はなく、ワニが我々に特別な感心を抱かぬよう息を殺しました。 ガーナのことわざに、「ワニの鼻面こぶだらけと悪口を言うのは向こう岸に着いてから」というのがあります。巨大なワニを目の前にして、その容姿についてどうこう言う余裕なんて、もちろんありませんでしたよ。 南米のジャマイカでも「ワニの前を行き過ぎるまで口長野郎と呼んじゃだめ」、これがトルコだと「クマにオジサンて呼びかけるのは橋を渡り終えてから」となります。安全を確保するまで、余計なことは言わないに限ります! 《好物が目の前にあったなら・・・》 ![]() 日本でお馴染みの「猫に鰹節」。好物が目の前にあれば誰だって手を出しちゃいますよね。間違いを引き起こしそうな状況に置くこと、油断できないことのたとえです。同じ意味のものがいくつかありますが、これがその国の食文化を反映していて面白い! ドイツでは「クマに蜂蜜の番をさせちゃダメ」。蜂蜜とスパイスがたっぷり入ったケーキ、ドイツには何種類もあります。中国では「猫の鯛枕」。鯛の中華風お刺身に香り揚げ。こんなに美味しいもの、猫ちゃんに分けるわけにはいきません。イスラエルでは「猫に生クリームを持たせちゃだめ」、オランダでは「犬小屋はソーセージをしまっておく場所にあらず」。酪農や牧畜が盛んなヨーロッパらしいですね。 そういえばオランダでは、どのホテルでも朝食に数種類のチーズとハム、ソーセージが所狭しと並べられていました。全種類を味見しないと気が済まない私は、1ヵ月の滞在で3キロもふくよかに(?)なりました。 《犬の評判》 ヨーロッパでは、飼い主と共にワンちゃんがとことこと国際列車に乗り込む光景をよく目にしました。「どろんこハリー」のような小犬がバスにひょっこり乗ってきたりもします。 「犬も歩けば棒に当たる」。思いも寄らぬ災難に遭うことのたとえですが、今では思いがけない幸運に巡りあうという意味に使われていますよね。そっくりなものをオランダで耳にしました。「カラスも飛び回れば何かいいもの手に入れる」ですって。モンゴルでは日本と同じく犬が登場。「犬も歩けば骨にありつく」です。 英語のことわざや成句に出てくる犬は、なぜか評判がよくありません。「犬のように嘘をつく」とは大嘘つき、「犬の後ろ足のように曲がった」とは不正直なこと。「僕は犬小屋の中さ」と言えば何か問題に直面しているか、人気がないこと。「犬の生活」と言えば惨めな生き様のことです。 《ライオンも犬やネコと同じ扱い》 ![]() 日本語でも英語でもイタリア語でも「吠える犬は噛みつかぬ」と言います。隣家のビーグル犬も通りかかる人々に激しく吠え立てますが、手を差し出されると後ずさりします。日本では「鳴く猫は鼠をとらぬ」とも。ポーランドでは「鳴く牛の乳は少ない」、カメルーンでは「さえずる小鳥は巣を作らぬ」、タンザニアでは「吠える獅子は獲物をとらぬ」。口で言うほど実力はない、口ばかりで結果が得られないことですね。 たしかにライオンが吠えていたらシマウマもヌーも逃げるでしょうから、獲物が捕れるはずありません。でもケニヤで、闇夜に低い唸り声で合図しあいながら獲物を探し歩く2頭のライオンに、我々のキャンプが挟まれたことがあります。お腹から絞り出すようなグァルルーッというその声から察するに、喉も胃袋も直径30センチのバケツくらいはあろうと思われました。仲間と焚き火を囲んでいた私は、現地スタッフの一言でテントに飛び込みました。その一言というのがね、「大丈夫、ここからまだ500メートルは離れているよ」だったんですもの!
油彩画家の友人 Etsu さんと一緒に、初めてのスケッチ旅行! 伊豆は松崎のお花畑へ。花は盛りを過ぎていたのですが、私はここで大発見! 自然は抽象画の宝庫だったのです!! 実物を目の前にしなければ生まれない色のリズムと構図。今までは心の中に生まれる画像を絵にするのが抽象画と信じていましたが、花も、草も、海も、みーんな抽象画の母でした。
翌日には漁港で大興奮。漁に使う網が無造作に置かれ、それが「無意識の美」を造り出していたのです。無意識には勝てません! スケッチ旅行の楽しみは、もちろん宿にも。伊豆の安良里(あらり)港は鯛の一本釣りの拠点らしく、我々が居たときも立派な鯛が舟から降ろされていました。その鯛を薄造り、糸造り、削ぎ造りで食べさせてくれる宿「伊豆一」さん、最高でした! Etsu さんが選んできてくれた Chablis と相まって、美味だったこと! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]()
2003年の「植物宇宙 I/Plant Cosmos I」です。初めてヘイター刷りに挑戦しました。この頃から、インクも市販のものではなく、ピグメント(顔料)を混ぜてオリジナルの色を作るようになりました。
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何回か工房へ通って、いろいろな色で刷ってみたのですが、やはり最初にインスピレーションを得た色に落ち着きました。3年ぶりの刷り、ようやくインクの粘度調整や拭きの感覚が戻ってきました!この作品は100%は満足していませんが、復帰第一作ということで、愛おしい。タイトルの「Spring」 は、穏やかな春と清らかな泉、両方の意味を込めて。(バーチャル額裝してみました。いいかも!)
![]() 「Spring」 エッチング 365 x 395 mm ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]()
今年の4月から、福音館の月刊絵本「こどものとも」(年中版)の折込み冊子に「せかいの どうぶつ ことわざ リレー」を連載しています。カットも毎回3点、描いています。世界中の動物のことわざ、本当に面白いので読んでみてください。
連載(1)(4月号) ![]() ことわざは観察と経験、知識と知恵の共有によって、長い年月をかけて作り上げられたもので す。ことわざには、その文化に暮らす人々の生活や思考が反映されています。ですからヨーロッパの国々のことわざは比較的似通っています。しかし、異なる文化圏でも同じ意味のことわざが多々あります。そんなことわざに出会うと、洋の東西を問わず人間は同じ事を考えるものなのだな・・・と、感心します。 動物好きの私は、英語を習い始めた中学生のころから、動物が出てくる英語のことわざに興味を持っていました。そして大学卒業後しばらくして、多くの野生動物が棲息するアフリカへ。ケニヤやタンザニアを旅しました。その数年後、テレビ番組の動物撮影班の通訳を頼まれて、南アフリカ、ナミビア、ボツワナという隣り合う三国で数カ月のキャンプ生活を送る機会に恵まれました。 アフリカでは、ことわざを彷彿させる場面に何回か遭遇しました。そこで昔から気になっていた動物のことわざを収集しようと思い立ったのです。初めは英語圏のものばかりでしたが、世界のことわざに手を広げたら、あるわ、あるわ。登場する動物が違いこそすれ、そっくりなものがたくさんあるのです。夢中で集めるうちに、その数今では2300。そのうちの一部ですが、アフリカやアジア、ヨーロッパの旅のエピソードを交えながら紹介していこうと思います。 《ゾウも雀も忘れない》●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● タンザニアの広大な動物保護区でサファリカーを走らせていたときのことです。十数頭のゾウが何かを囲んで額を寄せ合っています。そばまで行くと、それは大地に横たわったままの姿で骨になったゾウだとわかりました。ゾウは女系家族で、リーダーの姉妹とその子供たちで群れを作ります。その一員が病に倒れたのでしょう。ゾウたちは昔を偲ぶように、長い鼻で骨を撫でていたのです。もう数カ月もの間、毎日ここへやってきては30分近くこうして過ごすのだそうです。「ゾウは決して忘れない」—英語のことわざです。そのままの意味ですが、物覚えがいい人や執念深い人をたとえて言います。 日本のことわざで「忘れない」といえば雀。おばあちゃんが「雀百まで踊り忘れず」と言っているのを聞いたことがありませんか。幼い頃の性格は大人になっても変らない、子供の時に身につけた習慣は年をとっても忘れないということです。 ところで日本で「雀の涙」といえば少ないこと。逆に多いこと、大きいこと、権力を利用して不当に得た利益を英語で「獅子の分け前」と言います。ロバとキツネとライオンとで獲物を倒したのに、ライオンが大部分を自分のものにしてしまったというイソップ物語から始まった表現です。 《ライオンvs ワニ》●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ![]() ナミビアでお世話になったベルギー人ドライバーの話です。毛布にくるくるとくるまって焚き火の脇で寝ていたのですが、夜中に火が消えてしまったらしいのです。ずるずると動くのを感じて目を覚ましたら、ライオンが毛布の端をくわえて引きずっているではありませんか! 恐怖に凍てつきながらも反対側の端からどうにかこうにか這い出して、彼は命拾いしたそうです。「ライオンと暮らすならワニの皮を身に着けろ」というアフリカのことわざが頭をよぎりました。(彼は毛布を身に着けていても助かりましたけどね!)強い者とやっていくにはそれなりの準備をしろというのでしょう。ライオンとワニとは何ともワイルドですが、アフリカでは日常茶飯事の顔ぶれです。ちなみにスウェーデンでは「狼と格闘するなら熊の爪を持たねばならぬ」ですって。 ![]() ワニといえば、ボツワナでテントを張る予定地へと向かう途中、たゆたゆと流れる川の岸辺に、ヤギの上半身だけが転がっていました。「ワニにやられたな」。地元の案内人はさり気なく言ってのけました。「こんなところで3カ月もキャンプ生活?!」私は震え上がると同時に、「水面が穏やかだからってワニがいないと思うなよ」と警告するマレーシアのことわざを思い浮かべました。隠れた敵や危険がどこにあるやもしれません。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]() # by 29moons | 2008-03-24 01:03
前回の投稿から3週間以上が経ってしまいました。
あのあと何回か刷ってみたのですが、まだ色が決まりません。おまけに形に物足りなさを感じて、銅板をガシガシ切り落としたりして。 完成作品の基となるはずの銅板と、試刷り2点をアップしてみます。 あ〜、完成までの道のりは長い! ところで、私が利用している工房の研究生卒業制作展が先週から始まりました。昨日はたまたま中林忠良先生と小林敬生先生の講評会がありました。「紙が呼吸してないと重苦しくなっちゃうんだよ」という中林先生の言葉が印象に残りました。油彩と違って、版画は紙とのコラボレーションです。紙の呼吸を通して、異次元まで見えるような作品を作りたい! あ〜、やっぱり道は長い!! ![]() ![]() ![]() ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]()
半年ぶりに新横浜の工房へ行き、銅版画の新作を試し刷りしてきました。色はまだ決定していません。また来週、違う色で刷ってみます。でもひさびさなので、今日刷り上げたものをアップします。
「無意識の美」で紹介した錆びたトタン板や剥げた壁のマチエールをお手本にしています。ほんとうに歳月を経て作られたマチエールにはかないませんが。。。 ![]() "風の色", Feb. 2008, Etching, 360 x 450 cm ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]()
2005年から2007年にかけて、カナダ MPS とオランダ CBKU-GAU と日本の新横浜プリントメーカーズ・アソシエーションで各国を巡回する交流展を行いました。日本国内だけでも6会場を巡回する準備だけで大変なのに、副事務局長などを仰せつかったので半狂乱の忙しさ。さらに規定の細部にこだわるカナダ、作品サイズや締切を守らないオランダ、オープニングに出席するしないでもめたオランダ大使 etc.....。あまりの忙しさに疲労困憊して、交流展が終わってからしばらくは思い出したくもありませんでしたが、これを機に知り合ったカナダやオランダの作家とは今も電話やメールのやりとりがあります。版画がなければ、わずか3年間でこの友情は確率できなかったと思います。オランダのドドさんはインドネシア出身でオランダ在住。とても寂しがりやで、ワインに酔ってはメールしてきます。今日はカナダのキャサリンから「誕生日だったのよー。信じられないけどXX歳になっちゃった」というメールがきました。癌の手術をしたばかりなのに、制作に励んでいます。今夜はなぜか、あんなに悪戦苦闘した交流展がとても愛おしく思えます。(赤ワインのせいかな・・・。)で、皆さんにドドさんやキャサリンの作品を見てもらいたくなりました。
Trilateral Print Exchange Exhibitions 右端のコラム最下部の3つの絵、または下のアイコンがそれぞれの国の作品への入り口です。ぜひご覧ください!(表示に時間がかかります。Please be patient!) ![]() ![]() ![]() さらに今年の6月に、オランダの WERFKADE 16 GALLERY にも巡回することになりました。すごい! 横浜展初日 ![]() ![]() オランダ展オープニング ![]() ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ リンク してね YY's Gallery 展示室 にて YY の動物/抽象/植物版画、絵本の作品をご覧いただけます。 ![]() ![]() ![]() ![]()
世界中に支部を持つ児童文学作家イラストレーター協会(The Society of Children's Book Writers and Illustrators)東京支部を紹介します。この協会(SCBWI)には既にプロとして出版活動をしている作家や、プロ目指して制作している人々が会員となっています。東京支部にも、日本人はもちろん日本に滞在するアメリカやカナダ、台湾、ガーナ出身の方々がいます。セミナーや好評会は日本語と英語で行われます。興味のあるかたは、 SCBWI Home 見てくださいね。
その最新ニュースレターに、オランダでのアーティストレジデンシーについて記事を書きました。"An Artist's Residency, Chirashi-zushi... and Dick Bruna" (アーティストレジデンシーとちらし寿司と ... ディック・ブルーナ)、9ページと10ページです。オランダの版画工房で招聘作家として過ごした3週間の出来事、私が作ったミッフィーちらしのおかげでディック・ブルーナさんのアトリエに招んでいただいたことなど。 SCBWI のセミナーなどは会員でない方も参加できます。ぜひどうぞ!
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